これまで,何となく1番ボロいのを使っていた。
新しいやつはモップの毛もフサフサだ。
効率もいいし,余計きれいになるようだ。
なんで今まで新しいのを使わなかったのか不思議になってくる。
雑巾なんかもそうだが,ぼろければぼろいほど愛着がわくことがある。
そもそも雑巾自体,ぼろ切れの再利用なので,どれだけぼろいんだよって話だ。
ずいぶん昔,飲食店で働いていた時,そこのマスターが食器洗いのスポンジだか何かを捨てる際,「これはもうお疲れ様だな〜……」と言って捨てていたのを覚えている。
スポンジひとつにお疲れ様とは,ずいぶん物を大切にするなと思った。
そのマスターはスポンジに対しては情け深さを示したけれども,人全般にそうだったかどうかは知らない。
ただ,新しいモップを使いながら古いモップのことを考えてたら,そんな昔話を思い出したのだった。
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